●わたしはこうしてインタープリターになった…(IP-mailより)

■質問メール1
これまで民間企業に勤務していましたが、インタープリーターの勉強がしたくて、先日退職しました。**さんはビジターセンターにお勤めしているということですが、どういった経緯でなったのでしょうか?何も知らなくて恥ずかしい限りですが、教えていただければ幸いです。

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■質問メール2
私には学生の頃から疑問があります。
インタープリターという職業があることは知っていましたが、いったいどうやったらその職業につけるのか? という疑問です。みなさんのお話をぜひ聞かせて下さい。


■回答メール1

IP-mailの皆さん、こんにちは。増田@キープ協会と申します。
初めて、メールさせていただきます。

一応、職業的なインタープリターをしていますが、これだ!という回答を持ち合わせていません。
僕自身としては、たえず様々な意味でアンテナを張っておくということを心がけています。

情報には勝手に入ってくるものと自分から積極的に得る情報とがあると思います。
このMLやHP、書籍などIPに関する情報はたくさん出ていますので、パンクしない程度に収集してはどうでしょうか。
 参考までにキープ協会のHPには、「これから環境教育の仕事に関わりたい人のために」というページがあります。よろしければご覧下さい。

また自然界の情報収集も上記以上に大切だと思っています。
ただ漠然と情報収集するのではなく、ある特定のフィールドで季節の移ろいを意識することが大切かなと思っています。
「いつでも、どこでも」というより「今ならでは、ここならでは」のIPをしたいなと常日頃、思っています。

最後にキープ協会では環境教育情報を発信するメールマガジンの発行やメーリングリストの運営を行っています。
よろしければHPをのぞいてみて下さい。

それでは。

財団法人キープ協会環境教育事業部 E-mail : forester@keep.or.jp
 http://keep.or.jp/FORESTERS/index.html
増田 

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■回答メール2

 ○○@○○の会・○○の森 担当です。

ちょっと、遅れたレスとなりますが、参考までに私がこの仕事に就いた(就けた)経緯を、事例として簡単にお伝えします。(レンジャー=インタープリター、の意味で以下書きます。)

/////// 私がレンジャーになるまでの道のり(約5年前) ///////

1)自然環境保全に関わる活動がしたいと思い立つ。
             ↓
2)図書館で関係団体を調べて、めぼしいところに電話をする。
             ↓
3)東京都高尾ビジターセンターでボランティアの受け入れをしている
  ことを知る。そして、約1年間活動をする。レンジャーから情報を
  収集したり、相談にのってもらったりする。
             ↓
4)ある日、新聞の求人で○○の会の求人案内を見つけ、その時、
  フリーターだったので、試験を受けるがもう少しというところで、落ちる。
  が、履歴書をとっておいてもらえ、なにか空きがあったら連絡をして
  くれるとのこと。
             
5)約半年の間に、事務のアルバイトの連絡が2回くらいあったが、 
  レンジャー希望だったので断る。
             ↓
6)そして、さらに数ヶ月後、急にレンジャーに欠員がでたので、求人
  広告も出してる暇もないということから、声をかけられる人にかけ
  ている状態、試験をするが、受けますか?という連絡有り。
  この試験を受けて、幸運にもレンジャーになることができました。

・・・・以上が、「私がレンジャーになるまでの道のり」です。

他の方もおっしゃてましたが、やはり、つねにアンテナを立て、情報をたくさん収集することで、狭き門にたどり着けるのではないでしょうか。新聞の求人広告なんて、「まず無いだろう」とあきらめ半分、でも、毎回欠かさず見てましたしねー。

あとは、タイミングっていうものもありますが、あせらず、今できることから一歩一歩活動をしていけば、いつか「その時」が来るのだと思います。なーんて、今となってはそんな余裕のあることが言えるのですが。

 5年前のことなので、今とは社会環境が違うと思いますが、少しは参考になったでしょうか?(^-^)


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■回答メール3

小淵@山のふるさと村ビジターセンターです。

職業的なインタープリターの端くれとして一言。
キープの増田さんの仰るとおり、
「職業にこだわらず日常生活を楽しむものがIP」だと思います。

- 中略 -

ところで、本題のインタープリターになるためには、というお話ですが、
まずはいろいろなインタープリテーションの現場をご覧になるのがよいかと思います。
IPにはいろいろな種類があります。
山のふるさと村のように、自然公園を現場にしているところもあれば、東京ガスの環境エネルギー館のように都市環境を現場にしているところもあります。それぞれの現場がそれぞれの環境やニーズに適したIPを実施しています。
また、同じ山の中や都市環境でも、それぞれの土地のもっている個性でインタープリテーションは変わります。現場によってIPの具体的な目標は異なり、いろいろな仕組みと手法でインタープリテーションを実施しています。様々な形を知ることで、よりIPを理解しやすくなるでしょう。

現場を見るのと同時にインタープリターの研修などに参加するのもお勧めです。
インタープリテーション協会でもインタープリタートレーニングセミナー(ITS)を実施しており、研修後にはビジターセンターで実際にトレーニングを積むことも可能です。
私自身もITSを受講し、後にビジターセンターに厚かましいほどに足繁く通い、今は実際に現場で働くようになっています。

しかし、私の歩んだ道だけがIPへの道ではありません。
一つだけ言えることは、常に自分がやりたいことは何なのか?そして、やるべき事は何なのか考え、自分ができることが何なのか?
さらに、求められていることは何なのかを考えることが大切かもしれませんね。
(何か語り入っちゃいました。オヤジ化現象でしょうか?)

他にも専門性(これだけは負けない!もの)があるとか、
人間性の問題とかあるかもしれませんが、ここらへんはどなたか他の人に譲ります。
古瀬さんの言うように、突極的な事柄で、これという答えは無いかもしれません。

長くなりました、ここで最後に一句(?)
「IPは1日にして成らず。しかし、すべての道はIPに通ず」
なあんて、やっぱりオヤジ入ってますね。

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自然教育研究センター/山のふるさと村 E-mail : yamafuru@hkr.ne.jp
小淵

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