6月5-7日 『インタープリターズ・フォーラム 2021 ONLINE』受付開始

全国のインタープリターが山梨県清里高原に集い、交流や情報交換を行ってきたインタープリターズ・フォーラム。既報の通り、今年もオンラインで開催させとなります。この度、全体会トークセッションや分科会の内容が概ね決まりましたので、いよいよ受付を開始させていただきます。

 コロナ禍で迎えた昨年のインタープリターズ・フォーラムでは、この状況を何とかしなければという皆さんの思いが集結し150人を超える参加者が集いました。あれから一年、インタープリテーションを取り巻く社会の状況は改善しているとは言い難い状況です。その中でこの一年全国のインタープリターたちはどのような取り組みをしてきて、更にコロナ後をどのように見据えているのでしょうか。

 今年のフォーラムは「インタープリテーションの今と未来」を主題に、インタープリターの様々なチャレンジを紹介しながら、全国のインタープリターを繋ぎ、その先を考えていく、そのような場にしたいと思います。

 全国のインタープリター、もしくはインタープリテーションに関心をお持ちの皆さんのご参加をお待ちしています! 

<インタープリテーションとは?>
地域資源(自然や文化、歴史など)の意味や価値を伝えることを通して持続可能な社会づくりに貢献する教育。自然公園や多様な教育の現場、観光などに活用されています

==============================

■開催概要

  • 主催 一般社団法人日本インタープリテーション協会
    日時 2021年6月5日(土)~7日(月) いずれも午後
       ※オンラインミーティングソフトZoomを使用します
    対象 インタープリター、インタープリテーションに関心をお持ちの方
  • 定員 100人
    内容 5日:トークセッション、インタープリテーション協会アナウンス
               6日・7日:研究発表・実践紹介、分科会
    参加費 一般3,000円、学生1,500円

 ■申込方法

Peatixでお申し込みいただきます。以下から申込フォームに進み参加登録してください。

申し込みフォーム:https://ipf2021.peatix.com/

  • 事前に参加申込みが必要です。(先着順で定員に達し次第締め切ります)。
    研究発表も募集中です。発表希望者は下方の「インタープリターズ・フォーラム2021 研究発表・実践報告の募集」をご覧ください

■当日の参加の仕方について

  • 申込者の皆様に開催前に、詳細スケジュールとZoomのURLを載せた「参加ガイド」をお送りします。
    ご参加にはパソコンやスマホ等の端末とインターネット環境が必要です。
  • フォーラムの実施記録のため、開催中はインタープリテーション協会で録画させていただきます。
  • 録画した各セッション、またはその一部を協会のホームページやYoutubeチャンネルで公開する場合があります。詳細は事前資料でご案内します。

■お問合せ

一般社団法人日本インタープリテーション協会
メール a.interpreter.j(アットマーク)gmail.com
担当:長谷川 幸子、小川 結希

==============================

■実施スケジュール

<6月5日(土)>

13:00開始

  • 開会式
  • トークセッション「新しい社会でのチャレンジ」

・その1(個人事業型インタープリテーション)

 登壇予定ゲスト
 大堀健司さん(エコツアーふくみみ)
 菊間彰さん(一般社団法人をかしや)
 志賀壮史さん(NPO法人グリーンシティ福岡)

・その2(施設型インタープリテーション)

 登壇予定ゲスト
 飯田貴也さん(NPO法人新宿環境活動ネット)
 坂本和弘さん(葛西臨海水族園)
 中村千穂さん(アクアマリンふくしま)

○インタープリテーション協会セッション
IP協会が考えるこれからのIPトレーニング」(古瀬浩史・西村仁志)

18:00終了

<6月6日(日)>

13:00開始

  • 研究・事例発表 ※公募中です
  • 分科会

 「これから就職する人へのガイド」(坂田大輔・小川結希)
 「全国の現場から~情報交換と交流と~」(小林政文)
 「インタープリテーションの活用法を見つけよう!」(手塚幸恵)
 「インクルーシブ・インタープリテーション」を考えよう」(増田直広・大下歩)

18:00終了

 <6月7日(月)>

13:00開始

  • 研究・事例発表 ※公募中です
    分科会

 「全国の現場から~情報交換と交流と~」(小林政文) ※前日とはゲストが変わります
 「市民参加型調査をやってみよう! ~“日米インタープリテーション・オンライン研修会withグレート・スモーキー・マウンテン国立公園”を経て~」(増田由香子・鹿谷麻夕・河内直子・西村仁志・川嶋直)

 「「インタープリターとしてある」を描きなおす。」(仲上美和)
 「インタープリテーション×SDGs 〜グローバルな視点・ローカルな視点〜」(林浩二)

 18:00終了

==============================

 ■トークセッション詳細

「新しい社会へのチャレンジ」を主題に、ゲストスピーカーからの活動や考えの紹介をいただくとともに、スピーカーと参加者を双方向でつなぎ、未来を考えていく、そんな時間です。

 <その1>

その1は、エコツアーやプログラム受託、講師などの事業を行い、主に個の力で活動されている3人です。人の往来が制限される中、とても個性的でアイディアあふれる取り組みをご紹介いただきます。

 

 

 

 

大堀健司さん(エコツアーふくみみ)
石垣島の観光と環境教育の個人商店「エコツアーふくみみ」代表。
ふくみみは今年で開業20周年。小さい経営規模のまま多様で密度の高い仕事をゆるやかにがんばっております。

 

 

菊間彰さん(一般社団法人をかしや)
1974年生まれ。「一般社団法人をかしや」代表理事。環境教育とインタープリテーションが専門。ロープワークやナイフワーク、火起こしなどアウトドア全般も得意。富士山麓、沖繩、新潟など全国で仕事をしたのち、2008年より愛媛県今治市に移住「をかしや」を起業。インプリ研修等多数実施。2020年初の著書「もう一度会いたい」と思われる人になる インタープリターが伝えるコミュニケーションと探求の極意」を上梓した。

 

志賀壮史さん(NPO法人グリーンシティ福岡)
NPO法人グリーンシティ福岡の理事として、環境保全や環境教育分野の対話・体験の場づくりを行なっています。2020年4月からオンライン型の自然観察会を実施し、そのノウハウを「オンライン観察会はじめてガイド」としてまとめ配布中。大分県竹田市出身で好きな食べ物はカボスをかけた白菜の漬けものです。

 

 

<その2>

その2は、主に施設での活動を主体にしている皆さんです。施設を核とするインタープリテーションは多くの人の心を動かす利点がありますが、多くの施設はこの一年休館や利用制限などを余儀なくされました。そのような中での取り組みやこの先の館の活動のあり方をお話いただきたいと思います。

坂本和弘さん(公益財団法人東京動物園協会 葛西臨海水族園 副園長兼飼育展示課長)
東京水産大学大学院修士課程修了後、1986年に上野動物園水族館に配属。葛西臨海水族園の開園準備に関わり、その後、東京都水産試験場にも。都立動物園水族園で教育普及事業にも関わり、長年「生きている動物」を見せながら、誰に何を伝えるのか考えてきました。

 

 

飯田 貴也さん(NPO法人新宿環境活動ネット 代表理事)
新宿区立環境学習情報センターの「環境学習コーディネーター」として、学校と地域(市民・NPO/NGO・企業・行政)をつなぐ役割を担い、小・中学校における出前授業やワークショップなどを年間80件ほどコーディネート。「ESD円卓会議」「日中韓環境教育ネットワーク(TEEN)国内委員会」等で委員を務める


中村千穂さん(アクアマリンふくしま 縄文の里グループ主任)
小~中学校をインドネシア・ジャカルタで過ごし、心身共にどっぷり海に浸かる。帰国後、東京水産大学(現・東京海洋大学)へ進学しさらに深度を増し、2004年にアクアマリンふくしまへ入社。2010年、急に上陸(哺乳類の担当になる)。以来、動物に囲まれた毎日を過ごしながら教育普及にもちょこちょこ手を出す移り気な飼育員。ビールが大好き。

==============================

■分科会詳細

設定された話題で進行する、参加型セッション。本フォーラムの実行委員を中心に、これからのインタープリター/インタープリテーションを考える内容を取り揃えました。2部屋同時進行していきます。

分科会1「これから就職する人へのIPガイド」

「フォーラム参加者の中には、いままさにインタープリターになるために勉強中、就職・転職活動中という方もいらっしゃるかもしれません。この分科会では、インタープリターとはどんな仕事なのかおさらいしつつ、どんな職場や関わり方があるのか、最近の求人の傾向など見ていきたいと思います。参加者からの質問も受けながら、インタープリターになりたい人を応援していく時間にしたいと思います。」

ナビゲーター:坂田大輔(㈱自然教育研究センター)、小川結希(㈱自然教育研究センター)

分科会2「全国の現場から~情報交換と交流と~」

北海道から沖縄まで。
各地のインタープリターからの事例発表を議論の中心にしながら交流を目的とした分科会です。
議論を深めることよりも情報交換や交流のきっかけづくりを目的としていますが、人との対話により気づきが深まることを期待しています。
各分科会(60分)で3名(各10分)の発表とそれを基にしたグループでの情報交換(30分)で運営します。

ナビゲーター:小林政文(がじゅまる自然学校) 

分科会3「インクルーシブ・インタープリテーション」を考えよう

インタープリテーションは誰もが参加できるものであり、多様な人々が参加していると各々の発見や学びが大きくなると考えています。今回の案内役の2人は「みんなで楽しむインタープリテーション」勉強会を立ち上げ、特に障がいの視点でのインクルーシブ・インタープリテーションの実践や情報交換をしています。本分科会では上記勉強会からの話題提供や皆さんとの情報交換を行います。関心をお持ちの皆さん、ご一緒しましょう。

ナビゲーター:
    増田直広(鶴見大学短期大学部、日本インタープリテーション協会)
       この4月より環境教育の視点を持った保育者養成に奮闘中
    大下歩:エコツーリズムを学ぶ全盲女子。
       身コスタリカへ行き、インクルーシブ・ツーリズムを学ぶ

分科会4:「市民参加型調査をやってみよう! ~「日米インタープリテーション・オンライン研修会withグレート・スモーキー・マウンテン国立公園」を経て~」

4月にオンラインで行われた日米インタープリテーション研修会のテーマであった「市民参加の科学調査×インタープリテーション」では、市民と研究者をつなぐしくみ、市民が収集した科学調査データの活用と成果、参加すること自体が市民の意識に果たす役割など、改めて日本における市民参加型調査の可能性を考えるきっかけとなりました。この分科会では、日本で行われている市民参加の調査プログラムの事始め(始めるための要素と実施プロセス)、具体的なプロジェクトの事例を紹介し、「自分の地域で新たに始めるには?」「より良い活動にしていくには?」を皆で考えたいと思います。

ナビゲーター:増田由香子(フリーランス/獨協大学非常勤講師 )、鹿谷麻夕(しかたに自然案内)、河内直子(Amamo Works)、西村仁志(広島修道大学)、川嶋直(日本環境教育フォーラム) 

分科会5「インタープリテーションの活用法を見つけよう!」

インタープリテーションって、どんなところで使われているでしょうか?国立公園や教育施設だけでしょうか?分科会では、身近な活動や個人事業などで地域教室・保育・観光での活用方法の事例をもとに、背景にある課題やインタープリテーションを活用するアイデアなど、参加者の皆様と情報共有しながら考えていきたいと思っています。気になる方、これから始める方、すでに活動している方など、ご一緒できることを楽しみにしております。

ナビゲーター:手塚幸恵(会社役員。Kid’s Lab.小笠原、ギャラクティック・キッズ主宰)
  自然の中でインタープリテーションを使った観察会を開催。
  島外の人とつながるコラボ企画「UMITANI+ty」をスタート。

長谷川幸子(一般社団日本インタープリテーション協会理事)
  保育と自然をつなぐ研究会自然遊びコーディネーター。 幼児教育の場で自然を伝えるインタープリテーション活動に従事。

松原邦雄(ジャングルトレッキングガイド):環境省自然公園指導員。東京都・小笠原村認定ガイド。父島で初の山と自然のガイドになり、インタープリテーションを使ったガイドを実践。

分科会6「インタープリターとしてある」を描きなおす。

施設や自然学校で働いている、エコツアーやガイド事業に邁進している… 活躍できる所属やポジションに恵まれている時は、自分をインタープリターだと明言しやすいものです。言わば環境に活かされている状況。何かの拍子にそれを失ったとき、自分の足元がぐらつきませんか?でもその時は、インタープリターとしての自分のあり方を描きなおすチャンスです!
環境やライフステージの変化で、今現在ポジションを見失っている方、お仕事を新たに創ろうと模索している方、他分野で活動しようとしている方も、それぞれ個人の現状把握を起点に、自分が心に描く理想のインタープリター像を明らかにしていきましょう。互いに応援したり協力したりするつながりづくりのきっかけにもなると嬉しいです。育て中の方」「この活動に興味のある方」などのご参加をお待ちしています!

ナビゲーター:仲上美和(フリーランスIP / 環境教育事務所Linoworks代表) 他 

 分科会7「インタープリテーション×SDGs 〜グローバルな視点・ローカルな視点〜」

インタープリテーション(IP)の活動と持続可能な開発目標(SDGs)を結びつけて考えることは、その活動のグローバルな位置付けにつながります。このセッションでは、それに加えてローカルな(社会)課題を組み合わせて考えてみることで、グローバルとローカルの両方の視点から活動の位置づけを探ります。

ナビゲーター:林浩二(千葉県立中央博物館)

==============================

■インタープリターズ・フォーラム2021 研究発表・実践報告の募集

例年、インタープリターズ・フォーラムでは、研究発表・実践報告として、インタープリターの皆さんが活動の中で調査研究されたことや取り組まれたことの発表の場を設けてきました。今年も、研究発表・実践報告を公募いたします。インタープリテーションに関係する日頃の研究の成果や、実践事例をぜひ共有ください。

募集要項

  • インタープリテーションに関連した内容なら分野は問いません。
  • 当日は発表15分、質疑応答5分の計20分を予定しております。
  • 発表の形式は、パワーポイント、KP法、動画の配信など特に指定はありません。
  • 要旨や発表の様子はフォーラム終了後、日本インタープリテーション協会のホームページで公開する予定ですので、それを前提に作成ください。
  • 発表を希望される方はタイトルと要旨を、下記宛先までお送りください。
  • 要旨はA4サイズ2ページ以内(Wordのテンプレートあり) 研究発表要旨テンプレート
  • 締め切り:5月23日(日)

・宛先:a.interpreter.jアットマークgmail.com(長谷川・小川)