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金沢大学とインタープリテーション協会の共催による新たなトレーニング

コミュニケーション理論に基づくインタープリテーション・トレーニング2018

2018年の終わりに、日本インタープリテーション協会と金沢大学の共催で、実践と研究を融合したトレーニングを実施します。理論とリサーチ結果に基づいた「インタープリテーションを効果的にする方法」について、演習を通して技能を修得する時間です。
インタープリテーションがうまくいったとき、それがなぜだったのかわかりましたか?たまたまインタープリテーションがうまくいったのではなく、意図的にうまくいく、効果あるものにできるようにする。インタープリテーションをグッドに、そしてさらに、ベストなものにしていこうというトレーニングです。

今回はインタープリターがおこなうガイドウォークやトーク、プレゼンテーションの技能向上・習得を目指します。実践と研究を融合した実践的な新しいトレーニングでもあり、トレーナーも楽しみにしています!

日 程:12月22日(土)〜24(月・祝)9:30-17:00(変更の可能性あり)宿泊なしで各日日帰り
場 所:22日(土)東京都中央区日本橋
23日(日)と24日(月祝)東京都墨田区両国

場所の詳細は参加者に通知します
対 象:インタープリテーションの実践経験者。
ツアーガイド、博物館・遺産施設・動植物園・水族館・自然公園や都市公園・ジオパークなどで来訪者に対するコミュニケーションに携わっている方。
インタープリテーションを始めたばかりであっても、インタープリテーションを経験されている方にはご理解いただけることと思います(不安であればご相談ください)。
人 数:12人
条 件:リサーチにご参加いただけること(アンケートへの回答など調査にご協力いただけることが必須となります)。
参加費:10,000円(研究助成金により、参加費を低く設定できています)
内 容:チルデンの6原則、ハムの4原則、インタープリテーションの成果と目的、意味づくり、ストーリー、リフレクション。
特 徴:リサーチによりインタープリテーションに必要な技能と言われている要素に絞っている。TORE原則という世界中で展開されているインタープリテーションの必須要素を演習する。
申 込:ご参加のお申し込みは山田(katura3@gmail.com)までメールをお送りください。受付後、申込書をお送りします。

トレーナーについて:
古瀬 浩史(ふるせ こうじ) 帝京科学大学アニマルサイエンス学科教授。インタープリテーションの全体計画、人材育成などが主な専門領域。日本インタープリテーション協会の主催セミナーを始め環境省や地方自治体、NPO等が主催する各種の研修会でトレーナーを務めている。海の環境教育に関する教材開発やサンゴ礁保全のための環境教育活動などにも取り組む。

山田菜緒子(やまだなおこ) インタープリテーションをTORE原則の提唱者であるDr. Sam H. Ham(当時University of Idaho)から学び、アメリカの大学院で博士号取得。社会心理学、コミュニケーション理論に基づいたインタープリテーション、ビジタースタディ、free-choice learningを研究分野にしている。環境保全、野生生物保護、遺産保全のためにインタープリテーションを活用することを目指している。これまでにアメリカ、韓国、トルコなどで勤務。現在は金沢大学人間社会学域講師。

このトレーニング、スタッフもとてもエキサイティングしておりますので、どうぞご一緒に!

 

 

【受付終了】インタープリターズフォーラム2018

『インタープリターズフォーラム2018』
一般社団法人 日本インタープリテーション協会 主催
http://www.kokuchpro.com/event/interpreter/

「インタープリテーション」や「インタープリター」に関心お持ちの方でしたらどなたでもご参加いただけるフォーラムです

「インタープリテーション」は自然公園やミュージアムなどで行われている、参加者の楽しさや体験を重視した教育的なコミュニケーションです。現在、日本でもたくさんの「インタープリター」がプロとして、あるいはボランティアとして活動しています。インタープリテーションは「総合技芸」とも言われ、自然科学や教育をはじめとして、デザイン、アート、歴史、民族など、さまざ分野にまたがっています。それだけに、現場で活動する方や、関連する分野の専門家、興味を持つ学生などが、一つの場所に集まって交流したり、新しい情報を共有し合う機会は多くありませんでした。

本フォーラムは、「インタープリテーション」に関心のある人たちが集い、新しい取り組みの報告、研究発表、技術交流、情報交換などを通して、この分野の向上を目指します。
国立公園、ネイチャーセンター、エコツーリズム、ミュージアム、遺産地域、ジオパークなど、様々な現場からの参加をお待ちしています。
「インタープリテーション」という、ニッチで奥の深い分野を心ゆくまで語り合いませんか。
今回のテーマは、

「実践×研究=パワフル・インタープリテーション!」

「実践」と「研究」の掛け合わせで、インタープリテーションをより「パワフル=影響力がある」ものにしていこうと言った意味合いです。インタープリテーションに関する研究発表・実践報告の時間を設けます。(発表時間15分+質疑応答、意見交換など)
発表や報告をしてくださる方を募集しますので、ぜひご検討ください。

目 的:「総合技芸」とも言われるインタープリテーション分野の、新しい取組の報告、研究発表、技術交流、情報交換などを通して、この分野の向上を目指す。

日 程:2018 年6月3日(日)13 時 ~ 4日(月)15 時

会 場:キープ協会 清泉寮自然学校

主 催:一般社団法人日本インタープリテーション協会
インタープリターズフォーラム2018 実行委員会

共 催:公益財団法人キープ協会(申請中)

後 援:一般社団法人日本環境教育学会、公益社団法人日本環境教育フォーラム(申請中)

対 象:インタープリテーションに関心のある方 60 人

参加費:一般18,000円 学生16,000円(1泊3食)

内 容:全体会、研究発表・事例発表、分科会

<主な内容>)※内容に関する情報は随時更新します。
●研究発表
・川嶋直:インタープリターが知っておきたい最新のプレゼンテーションスキル
・高田研:幼児の自然体験活動における「知」の取り扱い方
・西村仁志:災害と厄災の記憶を伝えるインタープリテーション
ほか多数

■分科会
1.自然科学的な調査の手法を用いたインタープリテーション
(林浩二、古瀬浩史ほか)
一方的な解説ではなく、ゲームやアートでもない、参加者による能動的な調査活動を中心とした「(仮称)調査体験型」インタープリテーションの事例プログラムを体験し、その可能性と展開について考えます。

2.日本の伝統的な活動とインタープリテーション
(長谷川幸子、増田由香子ほか)
飛躍的に訪日外国人が増加している日本に外国人は何を求めて来ているのか?日本らしさとは?日本人の自然観や感性とは?何を伝える?どうやって伝える?
既存のプログラムを体験した後、話し、作り合う場にしたいと思います。

3.人を介さないインタープリテーション~ビジター参加型展示の効果と可能性
(小川結希、増田直広ほか)
「参加型展示」とは、来訪者が情報提供や作製に参加することによって成立する展示のこと。
参加者は積極的な参加を通して、学びを得ることができます。
その効果や効果的な活用方法など、みんなで検討しましょう。

実行委員:
古瀬浩史  帝京科学大学/日本インタープリテーション協会代表理事
川嶋 直  公益社団法人日本環境教育フォーラム/日本インタープリテーション協会理事
高田 研  都留文科大学/日本インタープリテーション協会監事
西村仁志  広島修道大学/日本インタープリテーション協会理事
長谷川幸子 日本インタープリテーション協会理事
増田直広  公益財団法人キープ協会/日本インタープリテーション協会理事
増田由香子 officeハッピートレイル
林 浩二   千葉県立中央博物館
小川結希  株式会社自然教育研究センター
杉田亜紀  日本インタープリテーション協会運営委員
右田裕子  日本インタープリテーション協会運営委員
山田菜緒子 金沢大学

●お申込み:
http://www.kokuchpro.com/event/interpreter/
(参加申込みは必ず上記のURLより行ってください。フェイスブックイベントで申込みボタンを押しても正式申し込みになりませんのでご注意ください。)
●お問合せ:
一般社団法人日本インタープリテーション協会
E-mail aij(アットマーク)interpreter.ne.jp

 

リレーコラム/その6「「良寛型インタープリテーション再考」

高田研 都留文科大学/日本インタープリテーション協会監事

『自然解説指導者養成用テキスト』という財団法人国立公園協会が環境庁の委託を受けて平成5年に出した報告書が手元にある。川嶋直、古瀬浩史、故小林毅氏等も執筆している懐かしいインタープリテーションのテキストである。
その中で、日本の秀でたインタープリターの一人として、私は妙高高原の故根津和育氏(1917〜2001)のことを紹介している。根津氏は終戦前の1943年に東京から疎開し、そのまま妙高にとどまった。1983年妙高高原ビジターセンターの設立に参画。開設後はパークボランティアとして活躍。有志によってビジターセンター入口には彼の功績を称えた記念碑が建てられた。彼から学んだインタープリターも多い。
あれから25年。 四半世紀の時を超えてもう一度彼の自然解説について振り返って見たい。

8月、夏休みの妙高高原国設キャンプ場。白く長く伸ばした髭の爺さんが小さな子供たちと若い親に囲まれてその日のガイドウオークが始まった。

写真1 妙高高原国設キャンプ場にて根津和育1993.8

「皆さんどこから来られましたか?そう東京、福井。皆さんがいつも接している環境と違うものをこれから観て行きましょう。名前を覚えると右から左に抜けて行っちゃうから、今日はここにポツンと落ちていた、そんなものを観て欲しいの。空き缶だって構わないの。いつもここは綺麗に掃除してあるから空き缶があれば何かここで起こったなって思うわけ。今朝はかわいいキノコが出ていましたよ。ウンコだって落ちているかもしれませんよ。」

パークセンターを開設したころ、観察会に参加していた子供達はノートを持ち、夏休みの宿題にしようとメモをとる子が多かった。それが 1990年ごろには無くなって、自然観察を楽しめるようになったという。日本人の文化のなかで学びと遊びを二元論で捉える文化が溶解し始めていることを根津は感じていた。

自分の目で「違い」を探すこと。それは「空き缶」だっていい。落ちているコトが事件で、そのプロセスを探求することが今日の楽しみ方であるという。 問いかけに応えるように、ひとりの子供が道端の水路で巻貝を見つけて持って来て「ヤドカリ?」と小さな手を差し出す。

 「やあもう発見してくれたの。そう、おじいさんは名前を知らないんだけれど、この貝はだれかのご飯になるんだよ。ここに水があるからこの貝がいて、この貝がいるから、この貝を御飯にしている生き物がいるんだ。それはどんな生き物だろうね。」

彼のインタープリテーションの特徴は受容にある。なぜその子が持って来たのか、持って来たコト=プロセスを大切に受け入れる。足元の石ころを拾って差し出す幼児もいる。

 「いいものを見つけたねえ、ネズじいさんはこれを探してたんだ。」  

幼児はそのモノの価値ではなくネズじいさんに承認を受けたくてコトを起こした。その行為を受け入れることが、次のコトに繋がって行く。
持ってきた貝に対しては、生態系のつながりの中にあるという視座を提示し、「それはどんな生き物だろうね。」と次のコトに繋いで終わる。
当時私が所属していた自然保護団体で、観察の指南してくれないかと根津さんにお願いしたら、私のフィールドの事しか知らないのでと固辞された。自らのフィールドに対する知識の深さが、子どもたちが何を持って来ても次のコトに繋いでいくインタラクティブな会話を生み出している。
今度は子どもが蛾の幼虫を持って来た。

 「お母さん方、足は何本ありますか、…そう6本ね。…えっ?…子供たちはもっとあるって言っていますよ。ちゃんと学校で勉強をした人は6本って知っているのね。でも本物の幼虫を観た子供たちはそうは言わないでしょ。勉強も大切だけれどもよく観ることも大切だ。」

今度はメッセージが後ろで控え気味に見ていた子どもの親たちに向けられる。 観察会を通して親に対するメッセージがとても多い。ここでも再び観るというプロセス=コトの大切さを語る。

 「知識、知識と一生懸命になる。ついて来る親もそうだった。若いインタープリターを目指す人たちも技術や知識を偏重する。まずは子供と遊べる人になってほしい。自然は時間をかけて観なければ見えてこない。しかし実物から学んだことは確かな力になっていく。」

ここでも 学ぶ/遊ぶ を溶解したところに、力(知恵)が生まれることを語っている。

 この宮の森の木したに子どもらと遊ぶ春日は暮ずともよし  

新潟県燕市の郊外にある国上寺の五合庵に住んでいた曹洞宗の僧、良寛(1758〜1831)は59歳の時、近くにあった乙子神社の側に小さな草庵を結ぶ。そこで10年余暮らし、上のような有名な子供と遊ぶ歌をいくつも残している。
根津和育は 観察会の他、シーズンオフにノウサギの糞や木の枝を沢山集めて乾燥させ、夏のシーズンには都会から妙高高原訪れる子供達のために木工教室を毎日開いていた。実に楽しそうに子供達の世話をしていた。彼の生き方が良寛に重なって感じられる。故に良寛型インタープリテーションと私は名付けた。
当時小学1年生であった息子は家に帰って
「 僕ねえ、木のことや虫のことをいっぱい勉強して大きくなったらネズじいちゃんみたいになるねん。」
と言ったと報告書に記載している。しかし残念ながら現在は横浜在住のシティボーイ。ゴキブリも怖くて捕まえられない。

写真2 大学構内に作ったソロー小屋にて

私自身も良寛、根津翁の年齢に近づいて来た。現在は大学近くの森において、環境教育実習の授業で幼児等と遊んでいる。やってわかった事は純粋に遊ぶことの難しさ,奥深さである。フォーラムではその事について報告し、皆さんと考えてみたいと考えている。

参考文献  財団法人国立公園協会(1993)『自然解説指導者養成用テキスト』同協会 pp.25-27 唐木順三(1971)『日本詩人選20 良寛』筑摩書房 p.232

リレーコラム/その5 「インタープリテーション、そしてその広がりの可能性とは」

川嶋直 日本環境教育フォーラム/日本インタープリテーション協会理事

●こんにちは

こんにちはインタープリターズフォーラム2018実行委員によるリレーコラムの第5回は、公益社団法人日本環境教育フォーラムの川嶋直です。1984年頃からおよそ30年間山梨県清里の財団法人キープ協会でインタープリターをしていました。とは言っても30年の後半は森の中よりも、部屋の中で人と人をつなぐファシリテーターの仕事が多くなりましたけれども…。

インタープリターだった頃の川嶋直( 1990年頃)

●インタープリテーションとは

そもそも、インタープリテーションとは異言語間の通訳の意味です。それが100年ほど前米国の国立公園で、公園に遊びに来た人に自然の素晴らしさを伝える行為をインタープリテーションと呼ぶようになりました。それまではネイチャーガイドと呼んでいたようですが、より深く自然の意味を伝えることの大切さを明確にするために「インタープリテーション」つまり「自然と人間の間の通訳」という言い方をするようになったと言われています。

日本では1980年代後半頃からこの言葉が使われるようになり、2005年の愛・地球博での博覧会協会主催事業であった「森の自然学校・里の自然学校」で「自然学校」ということばと一緒に「インタープリテーション」ということばが広く知られるようになりました。

「インタープリテーション」をインターネット検索してみると、上位10サイトの中の8サイトは「通訳」の意ではなく、「自然公園、国立公園」などでの「解説、コミュニケーション」という意味でのインタープリテーションのサイトが検索結果として出てきます(2018年5月5日現在)。10年前には考えられなかったことですね。

●様々なインタープリテーションの現場を整理してみました

インタープリテーションの考え方とその技術はもっと広い場面で使われても良いと思っています。以下にインタープリテーションの現場をちょっと整理してみました。まだ不完全な整理ですがこうしたものを書けば「いや!もっとある」とか「そうじゃなくって」って意見が出るでしょ?

【以下、略称の凡例: IP=インタープリテーション、IPer=インタープリター】

【自然系カテゴリーのIP】

・自然観察系IP:動物・植物・鉱物・天体等以下の全ての総称でもある最も一般的なIP。
・地球大地系IP:最近ジオパークとして注目されている。自然観察系と比べて季節に関係なくできる部分が大きい地質学・地理学的なIP。
・天文学系IP:街の明かりに邪魔されない場所の晴れた夜には間違いないIP。プラネタリウムの中では時間や天候に関係なくいつでもIP可能。
・気象系IP:誰もが関心を示す「お天気」。その場で感じることができる微気象の解説から、ここ数年〜数十年の気象の傾向を語るIPまで。近年では気象予報士の皆さんが活躍中。
・施設展示系IP:博物館・動物園・水族館・科学館、さらに自然公園などのビジターセンターやネイチャーセンターの施設の展示物を使ったIP。

  1. ジョセフ・コーネルさん(ネイチャーゲーム著者)によるワークショップ@キープ協会(1990年頃)

【人文系カテゴリーのIP】

・街歩き系:その街の「歴史・(食)文化・自然・産業・建築」等総合的な情報を編集して伝えるIP。
・歴史系IP:地域の歴史遺産をめぐるIP。明治以降の近代史の中の産業遺産系のIPにも最近は注目が集まっている。
・建築系IP:歴史系IPの派生とも言える。地域には数百年を超える歴史を持つ建造物は必ずあるだろう。数百年経たずとも昭和の香りを辿るだけでも中々面白い。
・宗教系IP:神社仏閣教会などは歴史・文化・自然・地域の風習など伝えるコンテンツが盛りだくさん。地域のお祭りなどをIPする試みがもっとあっても良いのに…。
・食べ物系IP:IPの対象の自然物が食べることが出来るかどうかに特化したIP。また、地域産の食材を使った食品の加工体験などは参加型IPとして間違いなし。IPの最後に実際の食体験があればもう鉄板。
・施設展示系IP:博物館・文学館・郷土資料館などの施設の展示物を使ったIP。

【アート系カテゴリーのIP】

・絵画系IP:IPerが描く、参加者も描く。描く時間、よく見る時間、ひとりになる時間。
・音楽系IP:IPerが歌う、参加者も歌う。音を聞く、歌を聞く、森の音、川の音、海の音…音を楽しむ。
・メディテーション系IP:ヨガや気功とセットで早朝に気持ち良いIP。森のなかで一人になって寝転び、ただボーッとする瞑想の時間。IPerも語らない静かなIP。
・お笑い系IP:どこまでが真面目なIPでどこからがお笑いIPなのか分からない。そのギャップが楽しい。59分笑わせて最後の1分で真面目なメッセージって…効く〜。
・出会い系IP:参加者とIPerとの出会いではなく、参加者同士を仲良くさせることに必死になるIP。婚活系とも近似種。
・施設展示系IP:美術館の展示物を使ったIP。また歌舞伎などの劇場にあるイヤホンによる副音声解説サービスもここに分類されるか。

● おわりに

上記最初に書いた「自然観察系インタープリテーション」が私達にとって最も一般的なものではありますが、各地のインタープリターはそれぞれ伝える内容(トピック)や伝え方について様々な工夫をしています。上記は私が「勝手に・ただ想像してカテゴライズ」したのではなく、日本中の様々なインタープリターたちの顔を思い浮かべながら、あのインタープリターは「○○系」と呼んでも良いよなぁ〜。と考えながら整理したものです。インタープリテーションにこれまで馴染みのなかった方でも、もし上記の分類で自分に近い(ピンと来た)整理があったら、ぜひ「インタープリターズフォーラム2018」にご参加ください。清里でお会いしましょう。

リレーコラム/その4「インタープリターの活躍の場」

増田直広 キープ協会/日本インタープリテーション協会理事

インタープリターズフォーラム2018に向けた実行委員によるリレーコラムの第4回は、キープ協会/日本インタープリテーション協会のますやんこと増田直広がお送りします。

ありがたいことに、日本各地でインタープリテーションの研修に関わる機会をいただいています。各地域の自然や文化、食などの資源を調査しながら(これが楽しいのですが……)、インタープリテーションの普及に関われることは嬉しい限りです。研修の依頼をいただくこと=インタープリテーションが社会に必要とされていることの表れと言えますが、研修を修了した皆さん、つまりインタープリターはどのような場で活躍しているのでしょうか?ここで改めて考えてみたいと思います。

ここ数年関わってきた研修を大まかに分類すると以下のようになります。①自然公園や環境教育関連施設で活躍するインタープリターを養成する研修、②学校教育や幼児教育、青少年教育、地域で活躍するインタープリターを養成する研修、③観光や地域づくりの分野で活躍するインタープリターを養成する研修の3つです(これらは直接的にインタープリター養成と言わずに広い意味での指導者養成も含みます)。割合としては、①=20%、②=50%、③=30%という感じでしょうか?勿論、①~③は明確に分けられるものではなく重なりやつながりも大きいのですが、これらの数字から読むと、現在ではインタープリテーションの出発点と言える自然公園等での活躍以上に、教育分野や観光・地域づくりの分野での活躍がインタープリターには期待されていると言えそうです。あくまでも僕の関わりですので日本全体の動向ではないのですが、上記の傾向は一層進むのではないかと考えています。

まず、教育分野への関わりについては、戦後最大規模と言われている2020年の教育改革における「主体的・対話的で深い学び」(アクティブ・ラーニング)の実現、持続可能な社会の創り手となることが期待される子ども達に対して、「持続可能な社会づくりのための教育的コミュニケーション」であるインタープリテーションが貢献できることは少なくないと思います。また、現在最もニーズのある分野の1つと言える幼児期における環境教育や自然体験活動においても、インタープリターの活躍が必要です。さらに、自己肯定感や自尊感情を高め、他者を尊重する気持ちを育てる

意義を持つ自然体験活動においても、インタープリテーションが果たす役割は大きいと考えます。

観光分野では、2020年に訪日外国人旅行者4,000万人を目指しているインバウンド観光や地域が主体となる着地型観光においても旅行者が訪れる地域の魅力を伝えるインタープリターやインタープリテーション的な取組みは必須と言えるでしょう。さらに、エコツーリズムやジオパークの取組みにおいても、地域創生や持続可能な地域づくりにおいても、地域の資源に基づいた教育であるインタープリテーションは、大きく貢献できると考えます。地域資源のインプット→整理・編集→アウトプット、というインタープリテーションの流れは、地域資源を活かした観光や地域づくり重なることが多いのです。

さらに近年ではコミュニケーションやプレゼンテーション能力向上のために、インタープリテーションを学びたいという声をいただくこともあります。今後、多様になるであろう社会課題への取組みのために、さらにインタープリテーションへの需要は多様になるかもしれません。それに伴い、インタープリターの活躍の場は一層幅広くなることでしょう。

そのためにも、インタープリターズフォーラム2018が多様なインタープリテーションの現状や可能性を共有する機会となること、そしてインタープリテーションの本質を学ぶ機会となることを願っています。インタープリテーションに関心を持つ多くの皆さんのご参加をお待ちしています!

と、ここまで書いてきた文章を読み返すと、何だかまじめなコラムになってしまいすみません……。もっとインタープリテーションに磨きをかけねばなりませんね。

僕のコラムはここまでにしまして、日本環境教育フォーラム理事長であり、日本インタープリテーション協会理事であり、さらにはキープ協会の環境教育事業の創設者の川嶋直さんにバトンタッチです!皆さん、お楽しみに!

リレーコラム/その3「デザインとインタープリテーション」

杉田亜紀 日本インタープリテーション協会運営委員

リレーコラムのバトンは、なんと林さんをぴょ~んっと飛び越えて、今度は私、杉田亜紀が受け取りました!

みなさま、初めまして、杉田亜紀(キャンプネーム:むぅ)といいます。

昨年まで山梨や東京でインタープリターとして、公園イベントの計画・実施をしていました。今は現場を離れ、専業主婦をしています。そして時に、日本インタープリテーション協会の活動を手伝ったり、我が故郷・滋賀のアンテナショップ(https://cocoshiga.jp/)で、地酒を出しながら、ふるさとの魅力を伝えたりしております。

前回コラムの由香子さん同様、私も今年の日米インタープリテーション研修に参加し、グランドキャニオン国立公園に行ってきました。人生初の訪問に、雄大な景色はもちろん、あちこちに公園メッセージがある様子に「わぁ~!」と夢中で写真撮影!すっかり魅了されました。

私が特に素敵だと感じたものは、ブックストア(いわゆる、お土産屋さん)です。買い占めたくなる勢いでグッズのデザインが素敵!ステッカーもワッペンもカッコよくて、すぐに身につけたり飾りたくなります。しかも、ちゃんとメッセージがあるのです!見た目で選んでもちゃんと伝わる。ノンパーソナル・インタープリテーション(人を介さないメッセージの伝え方)において、デザインはやっぱり大事だなぁと強く再確認しました。詳しくはフォーラム当日の由香子さんの報告をお楽しみに♪

 

さて、私が今、アルバイトをしているアンテナショップ「ここ滋賀」も、とってもオシャレな場所です。滋賀県を知らない人がふらっと入ってきて「滋賀県って、こんなにオシャレなんですねー!」と思わず声をかけてきてくださるほど。(出身者としては東京のほうがよっぽどオシャレですよ…と思いますが。笑)

*写真はHPより拝借

しかし、スタイリッシュすぎて情報不足なのか?時には基本情報ですら伝わっていないことも…。私は1階のバーにいるのですが、一目見てわかる大きなメニュー表がないため、「飲みものは何があるの?」と聞かれることがしばしば。まぁ、それがきっかけでお客さんと会話ができるというメリットもありますが、お客さんによっては、自分から問わなきゃ情報を得られないという状況に、ハードルを感じる人もいますよね。それに、特に目的なく来て、さーっと見るだけの人には、何も伝わっていないかもしれません(オシャレさは伝わっているかもしれませんが…)。ちなみに、グランドキャニオンのブックストアは、さっと見て歩いても、英語が分からなくても、公園メッセージがわかるようになっていました!すごい!

ただ、あれこれ情報を載せすぎて店の雰囲気と合わなくなると、統一感がなくなり、何も印象に残らない恐れも…。世の中には「デザインの敗北」なんて言葉もあるみたいですが、「デザインと情報伝達」というのは難しくておもしろいなぁと常々思います。

私は農学部出身でデザインについては無知なため、今は本を読んだり、ネットで調べたりして勉強中です。そのせいか最近はネット広告にやたらとデザイン専門学校のCMが現れるようになりました(あのシステム、すごいですよねぇ)。でも、「そうか、学校行っていた人に聞いてみたらいいのか」とヒントをいただけたので、芸大出身の子に学校で学んだことを尋ねてみました。3人に聞いたのですが、みな揃いにそろって、「学校では特に何も教わってない」だそう。(笑)

むしろ、社会に出て仕事としてからのほうが学んでいるそうです。街のあちこちにあるチラシにポスター、展示などなど、「自分がいいなと思ったもの」の「何がよかった」「なぜ惹かれた」のかを分析しているそうです。この方法はよく聞きますが、プロのデザイナーも素人も関係なく、そうして日々センスを磨くしかないんですね。
アンテナショップには、外国人のお客様もよく来られます。そのため、よりデザインが大事になってくるだろうと考えています。どんな人が見ても伝わる、いわゆるユニバーサルデザインもひとつですね。今回のインタープリターズ・フォーラムでは「訪日外国人に日本の伝統的な活動を伝えるインタープリテーション」や「ノンパーソナル・インタープリテーション」といったテーマの分科会が2日目に行われます。各内容が「デザイン」にドンピシャに当てはまっているわけではないのですが、「ビジターにどう伝えるか」について、様々なインタープリターのみなさんと考えられることをとても楽しみにしています。

また、インタープリテーションの現場では少人数で活動されているところが多く、チラシ、など自作されている方がたくさんいると思います。そんなみなさんのデザイン・ポイント(意識していることなど)も、ぜひフォーラムでお話できたら嬉しいです!

あ、そして、私のデザインスキルアップのために、チラシ作成等依頼してくださるという宇宙のように心広い方もお待ちしております(笑)

さあ、次のリレーコラムは、公益財団法人キープ協会&日本インタープリテーション協会理事である、ますやんこと増田直広さんにバトンパスです!お楽しみに♪

リレーコラム/その2「ここがオモシロイ!」インタープリターズフォーラムのプログラム紹介

増田由香子  Officeハッピートレイル

前回のリレーコラム担当・古瀬さんからバトンタッチされたOfficeハッピートレイルの増田由香子です。古瀬さんのインタープリターズフォーラムに込めた熱い思いを受けて、私からはフォーラムの「これがオモシロイ!」のいくつかのプログラムの中から、1日目夜の「報告!日米インタープリテーション研修会@グランドキャニオン国立公園」について、ちょっとだけ内容をご紹介したいと思います。この報告、ぜひ楽しみにしていてほしいと密かに(もう密かじゃなくなりました・笑)思っているプログラム。ちなみに私は研修会の通訳を2001年から担当していまして、バージニア州にある「コロニアル国立歴史公園」やワシントン州にある「ノースカスケイド国立公園」で少しインタープリターの仕事を経験した、アメリカの国立公園が好きで仕方がない、自称「national park geek(国立公園オタク)」です。

日本インタープリテーション協会では1995年からアメリカ各地の国立公園を舞台に日米インタープリテーション研修会をおこなってきました。アメリカ国立公園局(米国内務省管轄の政府機関)とコラボレーションして継続的に行っている研修会としては多分(というか絶対に)日本で唯一の研修会です。30年以上続いている研修会ですが、毎回刺激的で新たな発見・学びがあります。同じ所に留まって満足せずに「トライ&エラー→調査改善&再トライ&エラー…」を常に行い、行政組織の枠を超えて他の行政や民間と協働することは至極あたり前というオープンで建設的な考え方がベースにあり、「お互いからいろいろと学び合う」ことを大事にしていることがとても心地良く、楽しい研修会です。

さて、今年の研修会が行われたのは世界的にも有名なグランドキャニオン国立公園でした。1979年には世界遺産にも登録、その面積は1,904平方マイル(東京ドーム10万個分!)というとてつもなく広大な場所で年間のビジター数は600万人。そのうち何と40~50%が海外からの外国人ビジターという特徴を持った公園です。近年急激に外国人観光客が増加している日本にとって、きっとヒントがたくさんあるはずということで、今回のテーマは「多様なビジター向けインタープリテーションと新たなトレンド」と題して実施しました。

グランドキャニオン、実は日米IP研修会の記念すべき第1回目の舞台でもあり、私自身15年ぶりの訪問でした。たくさんの変化の中でも一番印象にある変化は15年前には運行していなかった天然ガス燃料のシャトルバス(無料)が園内を走っていたことです。バスはたくさんのビジターが利用し、なんと年間780万回の乗車数があるとのこと。このバスを「インタープリテーション」に利用しない手はありません。

日本でもバスや電車に乗ると「まど上広告」(窓の上に横並びに広告ポスターが貼ってある)というのがありますよね?シャトルバスのまど上広告がずらりと並び、それはすごかったんです!民間の広告は一切なく、すべてが国立公園オリジナルの広告メッセージ、つまり「人を介さないインタープリテーション」が行われていました。バスの入り口付近「国立公園局の使命(ミッション)」が書かれたポスター、そしてその横にはズラッと「野生動物に食べ物を与えないで」の注意喚起ポスター、「なぜグランドキャニオンでは“水”が大切で、節水をしなければならないのか」「ハイキングのプチアドバイス」「公園内の博物館の案内」「野生動物の生態」など、さまざまな広告サイズのポスターが貼られていて、否が応でも(笑)乗車したビジターの目に触れるようになっています。観光客に公園のメッセージを伝え、自然・文化・歴史資源の保護保全の協力をしてもらうためにありとあらゆる場所にインタープリテーションの種がまかれていました。あきらめず、しつこく何度でもどこにでもメッセージを発信することは大事ですね。

このほかにもたくさんおもしろい報告をしたいと思っています。お楽しみに♪実践×研究=グッド&パワフルなインタープリテーションを今回のフォーラムで一緒に考えましょう!次回のコラムは千葉県立中央博物館の林浩二さんです。私のコラムは勝手に「インタープリターズフォーラムのプログラム紹介①」というタイトルにしていますが、林さんのタイトルは②にならない可能性大です(笑)ご了承ください。


インタープリターズ・フォーラム2018について

■インタープリターズ・フォーラム申し込みサイト

リレーコラム/その1『インタープリターズフォーラム2018』に向けて

6月に清里で開催を予定している『インタープリターズフォーラム2018』に向けて、展望を語るリレーコラムの第一回目です。

インタープリターの集まりを何故やりたいのか?


古瀬浩史 帝京科学大学/日本インタープリテーション協会代表理事

■「インタープリテーション」はめちゃくちゃ幅が広い
私はインタープリテーションの現場で長く仕事をして来たので、これまで「インタープリテーションとは何か?」という説明する機会が頻繁にありました。でも、いまだにその説明には少々苦労します。皆さんはいかがでしょう? インタープリテーションは教育でもありますが、同時にエンターテイメントでもあります。伝える「技術」とも言える一方で「概念」を示しています。理科要素も人文要素も含んでいます。専門性のあるプロの活動でもあり、ボランティア活動でもあります。「環境教育」でもあるし、別の視点では「公園管理の手法」でもあります。こうやってみていくと、きわめて幅広く、ある意味は曖昧で、説明がむつかしい分野だと言うこともできそうです。
インタープリターがたくさん集まりそうな既存の機会としては、「つなぐ人フォーラム」や、日本環境教育フォーラムが主催する「清里ミーティング」があります。これらは非常に有益な機会ですけれども、「インタープリテーション」に関することがたくさん議論されているかと言うと、そうでもないと思います。研究分野ではインタープリテーションに関する研究発表は環境教育学会や造園学会などに時々みられますけれども、それほど件数は多くありませんし、これらの学会に参加してもインタープリターはとっても少数派です。つまり、インタープリターが、インタープリテーションについて心ゆくまで語り合う交流の機会はそれほど多くないのが現状だろうと思います。

■インタープリターは孤立している(ことが多い)?
インタープリテーションの仕事の現場を見ると、小さな拠点(ビジターセンターや事業所)が多く、活動も外に出る事が多いため、インタープリテーションについて相談したり意見を交換する機会はあまり多くない状況があるのではないでしょうか。自然が好きなインタープリターは、人里離れた拠点で少人数で仕事することを、それほど苦にしていないかもしれませんが、モチベーションの維持や、技術の向上のためには、時に似た活動を行っている人との交流や、新しい情報の共有が必要なように思います。(離島での活動経験からゼッタイそう思うな・・)

■インタープリターはどこで学べばよいのか
日本インタープリテーション協会では、インタープリテーションの先進地であるアメリカの国立公園へのスタディツアーを定期的に行っていますが、行くたびに驚かされるのは、アメリカの公園のインタープリテーションがいつも新しいチャレンジをしていて、同じところに留まっていないことです。米国がなんでも優れているなどとは思っていないのですが、いつ行っても変化があり、新たな学びがあります。おそらく、研究、実践、検証、共有・・といったことが機能しているのだろうと思います。
日本でインタープリテーションを学ぼうとする時に、民間団体や環境省などが主催する集合研修が一つの手段として考えられます。これらの多くは入門的な研修であり、継続教育に関しては、組織内のOJTや自己研修だけに頼っている感があります。
インタープリターの向上のためには、新しい情報得たり、自分の取り組みを発表したり、交流する機会が、やはり必要なように思います。

■「研究」的な視点
私は、長らくビジターセンターなどの現場に勤めた後に、大学に職を得ました。今、改めて思うのは、現場のインタープリターは、もっと「研究」的な視点を持って活動したらよいのではないかということです。一般的な現状としてはルーチンワークや優先度の高い直近の仕事に追われることが多いのだろうと思います。でも、ちょっとでも研究的な視点を持って、記録を残して評価したり、自分の活動を分析したり、資源について調べたりすれば、それは他の人にとっても価値があり、確実にこの分野の向上につながっていくのだろうと思います。そこで、今回のフォーラムは、「交流」に加えて「研究」を掲げてみました。ただ、それはプロの研究者が行う研究のための研究ではなく、新しいチャレンジを一般化してみたり、新しい視点を示してディスカッションしたり、といったインタープリテーションの向上のための実践的な研究だと思います。研究というと、二の足を踏む人もいるかもしれませんが、現場のインタープリターが気軽に成果を発表できるプラットフォームを創ってみたいと思っています。チャンスあれば、僕の研究室の学生にも発表させたいなあと。もちろん、まずはそれらを聞きに来るだけでもOKです。

さて、今回のフォーラムに向けての思いを書いたので、少し堅い話になってしまいました。そろそろバトンを次の人に渡そうと思います。次回のコラムは、アメリカの国立公園でインタープリターとしての活動経験があり、だれよりもアメリカのインタープリテーションを知る事情通・・。かつ婚活ファシリテーターとしても活躍する増田由香子さんです!


インタープリターズ・フォーラム2018について

■インタープリターズ・フォーラム申し込みサイト

満員御礼:日米インタープリテーション研修会は今週末から

第21回日米インタープリテーション研修会は今週末出発し、グランド・キャニオン国立公園、ペトリファイド・フォレスト国立公園などで行われます。

Wifiが上手く使えれば、インタープリテーション協会のFacebookページに状況を投稿する予定です。

乞うご期待!

第21回 日米インタープリター研修会!

グランドキャニオンでアメリカのインタープリテーションの今を学ぶ

第21回 日米インタープリター研修会(予報)

アメリカ国立公園局(National Park Service)とのパートナーシップによる、日本人向けのインタープリテーション研修会。アメリカのインタープリテーションの今を直接学べるチャンスです!

日 程(予定):2018年3月18日(日)~3月27日(火)
    ※成田発着で日程案を変更しました。飛行機によっては、3/26帰着も可能です。

場 所:米国グランドキャニオン国立公園
対 象:インタープリテーションに興味が有る方、どなたでも。定員先着10名。

内 容:雄大な景観のグランドキャニオンを場に、インタープリテーションのいろいろな方法、メディアについて学びます。全米に数カ所ある、レンジャートレーニングセンターの一つオルブライト・トレーニングセンターが会場です。

参加費:現地で研修にかかる費用(施設利用、通訳関係費用、レンタカー、ロッジング、研修費用)を参加者でシェアします)。14万円くらいを想定(完全に非営利のプログラムです)。集合はフェニックスの空港を予定しておりますが、東京から同行希望される方は、成田に集まりましょう。東京からアメリカまでの飛行機代を入れると32万円くらいが想定されます。 飛行機便についてもアドバイスいたします!

概 要:日本インタープリテーション協会では、1995年よりアメリカ国立公園局の協力を得て、研修会を実施してきました。本場のインタープリテーションを、各分野の専門家や現役のレンジャーから直接学ぶ貴重な機会です。また、日米のインタープリターが交流する場にもなっています。

主なスタッフ(予定)

 ルディー・ダレッサンドロ:NPS国際部。アメリカ側のコーディネイター。
 グランド・キャニオン国立公園のスタッフのみなさん
日本側のスタッフとしては、本研修会の通訳を長年担当している増田由香子さん、古瀬浩史(日本インタープリテーション協会、帝京科学大学)が同行いたします。二人とも長く日本で環境教育やインタープリテーションの活動に携わっていますので、経験の少ない方などのフォローをさせて頂きます。(英語が苦手、という方でも問題ありません)

ご興味がある方は、どうぞお尋ねください!
担当者:古瀬浩史(日本インタープリテーション協会・帝京科学大学)
E-mail:aij(アットマーク)interpreter.ne.jp  電話:03-6868-5499(担当古瀬)